大阪拘置所で新たに刑務官2人の感染確認 計3人に 新型コロナ

大阪拘置所で新たに刑務官2人の感染確認 計3人に 新型コロナ
法務省は大阪拘置所で新たに40代と60代の男性刑務官2人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたと発表しました。大阪拘置所での感染の確認は3人になりました。
大阪市にある大阪拘置所では5日、40代の男性刑務官が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。

法務省によりますと、この刑務官とは別に発熱の症状があった2人もPCR検査の結果、7日、いずれも陽性が確認されたと発表しました。

新たに感染が確認されたのは受刑者の監督などに当たっていた40代の男性刑務官と、監視カメラで施設内を警備していた60代の男性刑務官です。

最初に感染がわかった刑務官と接触があったとみられる受刑者40人は、5日からそれぞれ「単独室」と呼ばれる単独の部屋に隔離する措置が取られ、受刑者やほかの職員に発熱などの症状はないということです。

森法務大臣は記者会見し「非常に深刻に受け止めている。感染が拡大しないように万全な体制を取っていくと同時に、感染経路の確認など詳細な調査を進めたい」と述べました。