阪神の藤浪が退院 新型コロナ感染

阪神の藤浪が退院 新型コロナ感染
新型コロナウイルスに感染し、先月下旬から入院して治療を受けていたプロ野球阪神の藤浪晋太郎投手が7日、大阪府内の病院を退院しました。
25歳の藤浪投手は「コーヒーの匂いを感じない」などといった嗅覚異常の症状を訴え、先月26日に検査の結果、新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

球団によりますと、藤浪投手は翌日から大阪府内の病院に入院していましたが、症状が改善して2回の検査でも陰性となったため、7日、退院したということです。

当面は自宅で待機するということで、藤浪投手は球団を通じて、「多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深く反省し、おわび申し上げます。今後はプレーでファンの期待に応えたい」とコメントしています。

阪神では、藤浪投手など3人の選手に感染が確認されて、いずれも入院しましたが、今月5日に伊藤隼太選手は退院し、長坂拳弥選手は今も入院しているということです。

チームから3人の感染者が出たことについて、阪神の矢野燿大監督は7日、報道陣の取材に応じ「地域の皆さん、野球界にご迷惑をおかけして本当に申し訳ない」と話しました。