緊急事態宣言 バレーボール男子 日本代表合宿が中止に

緊急事態宣言 バレーボール男子 日本代表合宿が中止に
新型コロナウイルスの感染拡大で、東京都などに緊急事態宣言が出されたことなどから、日本バレーボール協会はナショナルトレーニングセンターで行っていた男子の日本代表合宿を中止するなど対応に追われています。
日本バレーボール協会では、6日までの段階で、新型コロナウイルスの感染が都市部を中心に急速に拡大している事態を受けて、東京都などに特別措置法に基づく「緊急事態宣言」が出される見通しであったことから、日本代表の今後の活動などについて検討しました。

その結果、東京 北区にあるナショナルトレーニングセンターで先月9日から行っていた男子の代表合宿の中止を決めたということです。

6日時点で、合宿には19人の選手がナショナルトレーニングセンターの施設に宿泊しながら参加していましたが、いずれもすでに施設を出たということです。

また、女子日本代表については、今月22日から男子と同じ施設を利用して合宿を行う予定でしたが、延期するということです。

日本バレーボール協会は「選手の安心安全を第一に考えて決断した。今後については国の方針などの状況を注視していきたい」と話しています。

今月に入って、ナショナルトレーニングセンターでは、新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から一部の競技団体が選手の利用を制限していて、今後の状況次第では、選手強化にさらなる影響が出ることが懸念されています。