緊急事態宣言 国会はあすとあさって審議見合わせへ

緊急事態宣言 国会はあすとあさって審議見合わせへ
新型コロナウイルスの感染が都市部で急速に拡大しているのを受けて、「緊急事態宣言」が出される中、国会は、7日と8日、審議を見合わせることになりました。
自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の安住国会対策委員長は、7日午後、国会内で会談し、「緊急事態宣言」が出されたあとの国会運営などについて協議しました。そして、7日と8日は、衆参両院で審議を見合わせ、今週10日から再開することで合意しました。

また安住氏は、急ぐ必要のない法案の審議は先送りするよう求め、引き続き協議していくことになりました。

森山氏は記者団に対し「そもそも政府は急いで成立させなければならない法案に絞って提出している。国会の会期がまだあるのに、法案を絞ることは考えておらず、成立を目指す」と述べました。

一方、安住氏は「緊急性のない法案審議は後回しにしてはどうか。委員会は定足数を満たすよう配慮しながら、出席者の離席など工夫できることがあればしたい」と述べました。