東京五輪の警察官宿舎 軽症患者の滞在施設に改修へ 新型コロナ

東京五輪の警察官宿舎 軽症患者の滞在施設に改修へ 新型コロナ
新型コロナウイルスの感染者のうち症状が軽い人などの一時的な滞在施設として、東京オリンピック・パラリンピックの警備にあたる警察官の宿舎を利用することになり、今後、受け入れに向けて改修工事が進められることになります。
新型コロナウイルスに感染した人のうち軽症者や症状のない人を受け入れるのは、東京オリンピック・パラリンピックで警備にあたる警察官が宿泊する予定の簡易宿舎です。

宿舎は大田区や江戸川区などにあり、全国から派遣される警察官などおよそ1万人が使うことになっていますが、オリンピック・パラリンピックが来年に延期されたことで活用が検討されていました。

建物はプレハブ構造で今後トイレや風呂などを改修するということです。警察庁は改修費用などとしておよそ77億円を今年度の補正予算案に盛り込み、受け入れ準備を急ぐことにしています。