新型コロナウイルス 熊本県 新たに70代女性の感染確認

新型コロナウイルス 熊本県 新たに70代女性の感染確認
熊本県は、阿蘇保健所管内に住む70代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表し、県内で感染が確認された人は、これで20人となりました。
県によりますと、この女性は5日、感染が確認された50代の女性と同居している母親で、検査を行った結果、6日夜、陽性と判明しました。

県内で新型コロナウイルスへの感染が確認された人は、これで20人となりました。

女性は7日午前の時点では症状はないということですが、7日中に感染症指定医療機関に入院するということです。

女性は過去2週間に海外渡航歴はなく、濃厚接触者もいないということですが、すでに感染が確認された女性とともに先月29日に阿蘇保健所管内で行われた法事に参加していたということです。

法事には、2人のほかにいずれも県内在住の親族9人が参加していたということで、県は健康状態を聞き取るなど、調査を進めることにしています。

蒲島知事は記者会見で、「県民の安心安全を最優先に、感染拡大の防止に向けて迅速で正確な情報発信に努め、取りうるすべての施策をとっていきたい」と述べました。