ニューヨーク州「医療態勢は限界に」外出制限を延長 罰金増額

ニューヨーク州「医療態勢は限界に」外出制限を延長 罰金増額
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新型コロナウイルスの感染者数が世界で最も多いアメリカで、その40%近くを占める東部ニューヨーク州では、増え続ける感染者に対応する医療態勢が限界に近づいており、州政府は外出制限の期間を延長したり、罰金を引き上げたりして感染拡大を抑えるための対策を強化しています。
新型コロナウイルスの世界の感染者数は6日の時点で132万人余りに上り、国別で最も多いアメリカは35万2546人、東部ニューヨーク州ではその40%近くを占める13万689人となっています。

ニューヨーク州の死者は前の日から599人増えて4758人となりました。

ニューヨーク州のクオモ知事は6日の記者会見で「もう限界に来ているこの状態が続けば、医療態勢は吹き飛ぶだろう」と述べて、重症患者の治療に欠かせない人工呼吸器の在庫が底をつき、1台を2人に用いるなどしてしのいでいると窮状を訴えました。

そのうえで、今後の感染者数の伸びについて複数の予想シナリオを示し、感染者数のピークは近づいているが、ピークを過ぎれば急速に減少するのか、そのまま横ばいで推移するのか、まだ分からないと説明しました。

そして、感染の上昇を抑えるために市民の外出制限を今月15日から2週間延長して29日までとすると明らかにしました。

またクオモ知事は、感染を防ぐために他人との距離を1.8m以上取る決まりについて、違反した場合の罰金を500ドルから1000ドル(およそ11万円)に引き上げるとして、市民の責任ある行動を呼びかけるなど、感染の拡大を抑えるための対策を強化しています。