イタリア スペイン 感染者数は減少傾向も医療現場はひっ迫続く

イタリア スペイン 感染者数は減少傾向も医療現場はひっ迫続く
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ヨーロッパで新型コロナウイルスの感染拡大が最も深刻なイタリアとスペインでは、新たに確認された感染者の数は一時よりは減る傾向にあるものの、医療現場ではひっ迫した状態が続いています。またフランスでは依然、感染拡大の様相を呈していて、政府は外出制限の徹底を呼びかけています。
イタリアでは6日、新型コロナウイルスに感染して亡くなった人が1万6523人となり、各国で最も多くなっています。
一方、新たに確認された感染者は3599人で、前日に比べて717人減りました。

スペインでは6日、この1日で亡くなった人は637人と先月25日以降では最も少なくなり、新たに確認された感染者は4273人とこの2週間で最も少なくなりました。
スペインのイジャ保健相は6日の記者会見で「データは政府の対策が効果を上げていることを示しているが、闘いは終わったわけではない」と述べ、感染拡大を抑制する隔離措置を徹底するため、検査態勢を大幅に強化する方針を示しました。

ただ両国では、重症患者の増加とともに医療従事者の感染も相次いでいて、医療現場は依然ひっ迫した状態が続いています。

一方、フランスでは6日、この1日で亡くなった人、新たに感染が確認された人のいずれも前日より増え、依然、感染拡大の様相を呈しています。
特に高齢者施設で感染により亡くなる人が相次ぎ、亡くなった人全体の30%近くに上っています。
ベラン保健相は6日、「感染拡大のピークに達していない」と述べ、高齢者施設での検査を強化するとともに外出制限の徹底を呼びかけています。