愛知 60代男性死亡 0歳~80代の男女11人の感染確認

愛知 60代男性死亡 0歳~80代の男女11人の感染確認
名古屋市は、新型コロナウイルスへの感染が確認されていた市内に住む60代の男性が5日死亡したと発表し、愛知県内で死亡した感染者は21人となりました。また愛知県などは6日、新たに0歳から80代までの男女11人の感染が確認されたと発表し、愛知県内で感染が確認された人は延べ239人となりました。
名古屋市によりますと、これまでに感染が確認されていた市内に住む60代の男性が5日亡くなったということです。

これで愛知県内で死亡した感染者は21人となりました。

愛知県と名古屋市、豊田市によりますと、新たに感染が確認されたのは、愛知県内に住む0歳から80代までの男女11人です。

このうち名古屋市の10代の中学生の女性は先月28日から発熱や味覚の異常が続き、5日、医療機関を受診し、検査の結果、感染が確認されました。
名古屋市内で未成年の感染者が確認されたのは初めてです。
名古屋市は、この生徒が先月まで通っていた小学校を7日から1週間休校とするとともに、この生徒と濃厚接触にあたる児童や生徒がいないか調べています。

名古屋市によりますと、新たに感染が確認された2人は、いずれも感染経路はわかっていないということです。

また愛知県によりますと、瀬戸市に住む50代の男性は愛知県警察本部の警察官で、すでに感染が分かっている17人の警察官と同じ名古屋市港区の愛知県武道館で剣道の練習をしていました。
のどの痛みや味覚やにおいの異常を訴えて、5日、県内の医療機関を受診し、検査の結果、感染が確認されました。

東浦町に住む30代の女性と0歳の男の子は、すでに感染が分かっている20代の男性警察官の家族で、いずれも症状は軽いということです。

長久手市の40代の女性は日進市の業務委託職員ですが、市によりますと、この女性は窓口業務の担当ではないということです。
日進市は、この女性の近くの席で勤務する4人の職員を当面、自宅待機とするとともに、6日、庁舎内の消毒を行ったということです。

これで愛知県内の感染確認は延べ239人となりました。