医療現場が人手不足に 元医師の首相も支援参加 アイルランド

新型コロナウイルスの感染が拡大し、世界各地で医療現場での人手不足が深刻になる中、アイルランドではもともと医師として働いていたバラッカー首相がみずから医療現場の支援に加わることになりました。
地元メディアによりますと、首相は3月、医師として再登録し、週に1回決められた時間に、診療を希望する人からの電話を受ける業務にあたるということです。
バラッカー首相は政界に入る前、7年間医師として働いていて、家族や友人も医療従事者が多く、「どんなに小さくても力になりたい」と話していたということです。
アイルランドの保健当局は先月、現場から離れている医師や看護師、それに市民に医療現場の支援にあたるよう呼びかけたところ、これまでに6万人を超える応募があり、首相みずからも協力を決めたものとみられます。
バラッカー首相は、ことし2月に行われた議会選挙で、率いていた政党が第3党となり、連立交渉後に新たな政権が発足する際には首相を辞任する意向を示していました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて引退した医療従事者に復帰を求める動きは世界各地で広がっていて、イギリスでは、これまでにおよそ2万人が現場に戻ることに応じたほか、アメリカのニューヨーク州では、州内の医学生を病院などに派遣する行政命令が出されています。
バラッカー首相は政界に入る前、7年間医師として働いていて、家族や友人も医療従事者が多く、「どんなに小さくても力になりたい」と話していたということです。
アイルランドの保健当局は先月、現場から離れている医師や看護師、それに市民に医療現場の支援にあたるよう呼びかけたところ、これまでに6万人を超える応募があり、首相みずからも協力を決めたものとみられます。
バラッカー首相は、ことし2月に行われた議会選挙で、率いていた政党が第3党となり、連立交渉後に新たな政権が発足する際には首相を辞任する意向を示していました。
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて引退した医療従事者に復帰を求める動きは世界各地で広がっていて、イギリスでは、これまでにおよそ2万人が現場に戻ることに応じたほか、アメリカのニューヨーク州では、州内の医学生を病院などに派遣する行政命令が出されています。