空港ウイルス検査後の待機場所に防衛省関連団体のホテル提供

空港ウイルス検査後の待機場所に防衛省関連団体のホテル提供
新型コロナウイルスの感染拡大で、河野防衛大臣は、成田空港と羽田空港でウイルス検査を受けた人が結果が出るまで待機する場所として、防衛省の関連団体が運営する東京都内のホテルを提供することを明らかにしました。
新型コロナウイルスの感染が拡大する中、政府は、水際対策を強化して世界の73の国と地域から帰国した人などをウイルス検査の対象としています。

河野防衛大臣は、都内で記者団に対し、成田空港と羽田空港でウイルス検査を受けた人が結果が出るまで待機する場所として、東京 市ヶ谷の、防衛省の関連団体が運営するホテルを提供することを明らかにしました。

このホテルでは200人余りを受け入れることができるということです。

また防衛省は、ホテルの従業員にウイルスの防護に必要な装備の使い方などを指導しているということです。

河野大臣は「帰国者が検査の結果を待っている間に滞在する宿泊施設がかなり多く必要になるので、しっかり協力していきたい」と述べました。