長崎 壱岐 新たに70代女性の感染確認 県内で12人に

長崎 壱岐 新たに70代女性の感染確認 県内で12人に
長崎県は、壱岐市に住む70代の女性が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。県内で感染が確認されたのはこれで12人となりました。
新たに感染が確認されたのは壱岐市に住む70代の女性です。

長崎県によりますと、この女性は5日、味覚の異常を感じたため、市内の感染症指定医療機関を受診し、検査の結果、感染が確認されたということです。

女性はこの医療機関に入院し、現時点では命に別状はないということです。

また、海外への渡航歴はないということです。

県は壱岐市内での感染が相次いで確認されていることから、これまでに確認されている感染者との関係や、女性の行動歴、濃厚接触者などについて詳しく調べることにしていて、6日以降、壱岐保健所に派遣する保健師をさらに増員するなどして体制の強化を図るとしています。

長崎県内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのはこれで12人となりました。

一方、壱岐市は、市内での感染確認が6人となったことから、6日以降、始業式や入学式を開催し授業を再開する予定だった市内の小中学校について、12日まで臨時休校とすることを決めました。

これ以降については市内での感染状況を見極めて再び判断することにしています。