首相と財務相が会談 緊急経済対策をめぐり詰めの協議か

首相と財務相が会談 緊急経済対策をめぐり詰めの協議か
安倍総理大臣は4日午後、麻生副総理兼財務大臣と会談しました。新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策をめぐって、詰めの協議を行ったものとみられます。
安倍総理大臣と麻生副総理兼財務大臣の会談は、総理大臣官邸で約1時間行われました。

新型コロナウイルスの感染拡大を受けた緊急経済対策をめぐっては、一定の水準まで所得が減少した世帯に対し、1世帯当たり現金30万円を給付する方針で、政府は対象となる世帯の具体的な基準などについて検討を急いでいます。

また、中小・小規模事業者などを対象とした新たな給付金についても、給付額や対象範囲などを検討しています。

このほか、地方自治体を支援するため、1兆円規模の臨時交付金を創設する方針です。

会談では、こうした緊急経済対策の詰めの協議を行ったものとみられます。

政府は来週前半にも正式に緊急経済対策をまとめることにしています。