新型コロナ 広島県内の20代の男性2人感染確認 計13人に

新型コロナ 広島県内の20代の男性2人感染確認 計13人に
広島県内で20代の男性2人が、新たに新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。うち1人は、感染者の集団が発生した京都産業大学の卒業生で、これで広島県内での感染者の確認は、13人となりました。
感染が確認されたのは、広島県福山市と府中町の、いずれも20代の男性です。

このうち福山市の男性は、「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生した京都産業大学の卒業生で、先月22日に大学の懇親会に出席していました。

翌日の23日に、味覚に異常を感じ始めましたが、病院は受診せず、大阪などを訪れたあと、27日に新幹線で福山市の自宅に戻っていました。

京都市から卒業生に関する情報提供を受けた福山市が男性に連絡をとって医療機関で検査が行われた結果、3日、感染が確認されました。

男性は入院していますが、症状は安定しているということです。

また、府中町の男性は、京都市内の大学の卒業生で、就職で町内の実家に戻ったあとの先月30日以降、発熱などの症状が続いたため相次いで医療機関を受診し、3日の検査で感染が確認されました。

男性は4日に入院する予定ですが、症状は安定しているということです。

県によりますと、男性は京都産業大学とは別の大学の卒業生ですが、サークル活動などでつながりがなかったかや、ほかの濃厚接触者について調べています。

これで、広島県内での感染者の確認は、13人となりました。