秋篠宮ご夫妻 立皇嗣の礼後の地方訪問延期 新型コロナ拡大防止

秋篠宮ご夫妻 立皇嗣の礼後の地方訪問延期 新型コロナ拡大防止
秋篠宮ご夫妻は今月19日に行われる「立皇嗣(りっこうし)の礼」のあと、三重県や奈良県などを訪問される予定でしたが、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため訪問の延期が決まりました。
秋篠宮さまは今月19日に、皇位継承順位1位の「皇嗣(こうし)」になったことを内外に広く伝える「立皇嗣の礼」に臨んだあと、23日から来月8日まで、紀子さまとともに三重県の伊勢神宮と奈良県の神武天皇陵、それに東京 八王子市の昭和天皇の陵に参拝し、「立皇嗣の礼」が終わったことを伝えられる予定でした。

しかし新型コロナウイルスの感染拡大を受けて宮内庁が複数の感染症の専門家などに相談したところ、訪問を実施すれば歓迎のために駅前や沿道に多くの人が集まり、感染拡大のリスクがあるという意見が出されたということです。

宮内庁によりますと、これを受けて秋篠宮さまが感染拡大の防止を最優先にしたいという意向を示されたことから、訪問の延期が決まったということです。

宮内庁は「多くの人が集まっても感染のリスクが低いと判断されるまで訪問していただくことは難しい。今後も専門家と相談しながら時期を見極めたい」としています。