県新人職員など2人感染確認 沖縄 新型コロナウイルス

県新人職員など2人感染確認 沖縄 新型コロナウイルス
沖縄県は、1日県庁に入ったばかりの20代の新人職員など、新たに2人の男性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。玉城知事は、新人職員の濃厚接触者およそ30人に14日間の自宅待機を指示したほか、知事を含め全職員を対象に14日間の健康観察を行うことを明らかにしました。
沖縄県の玉城知事は3日午後1時から県庁で対策本部会議を開き、新たに男性2人の感染が確認されたと発表しました。

このうち1人は、1日県庁に入ったばかりの20代の新人職員で、先月30日からけん怠感やせきの症状が出たほか、沖縄に滞在していた県外在住の家族の感染が確認されたことから検査したところ、3日感染が確認されました。

容体は軽症で、指定医療機関に入院する予定だということです。

この職員は1日玉城知事が出席して行われた辞令交付式に参加していました。

玉城知事は、新人職員の濃厚接触者である職員およそ30人に対し、2日から14日間の自宅待機を指示したほか、知事を含め全職員を対象に14日間の健康観察を行うことを明らかにしました。

玉城知事は対策本部会議のあとの記者会見で、「県庁からクラスターを発生させないために、強い緊張感と危機感を持って対応に当たる。県民に不安を与えることがないよう、全庁的にしっかりと取り組んでいく」と述べました。

また、感染が確認されたもう1人は、東京在住で那覇市に滞在中の30代の男性で、3月26日以降、発熱のほか味覚や嗅覚に異常を感じ、3日感染が確認されました。

容体は軽症で、指定医療機関に入院する予定だということです。

沖縄県内での感染確認は、これで11人となりました。