小学校で新学期スタート 予定どおりに始業式 山梨

小学校で新学期スタート 予定どおりに始業式 山梨
新型コロナウイルスの感染拡大で学校の再開を延期する自治体が相次いでいますが、山梨県内では2つの小学校で、もともと予定されていた日程通りに3日、新学期がスタートし、始業式が行われました。
このうち、富士河口湖町にある富士豊茂小学校では2年生から6年生までの15人の児童が登校し、始業式が行われました。

新型コロナウイルスの感染を防ぐため校歌の斉唱が省略されたほか、出席者全員がマスクを着用し、子どもたち一人ひとりの間隔も通常より広く取られました。

始業式で時田直人校長は「新型コロナウイルスの感染者が世界で増えていますが、皆さんは絶対にこの病気にかからないために先生たちと一緒に頑張っていきましょう」とあいさつしました。

続いて代表の児童3人が新学期に頑張りたいことを発表し、6年生の代表は「最終学年としてみんなの見本になりたいです。最後なので運動会や音楽会を頑張りたい」と話していました。

このあと、それぞれの教室に戻り、3年生と4年生のクラスでは子どもたちが手洗いと消毒などをしたうえ、担任がそれぞれの席を回って新しい教科書を配っていました。

3年生の女子児童は「字をきれいに書けるようになりたいです。マスクを忘れずに着けて学校に来るようにしたいです」と話していました。