福岡 北九州で新たに7人感染確認 2人は院内感染か

福岡 北九州で新たに7人感染確認 2人は院内感染か
北九州市は2日夜、新たに7人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。このうち2人は院内感染が起きたとみられる新小文字病院の医療スタッフで、北九州市は、ほかのスタッフや患者の検査を急ぐことにしています。
北九州市門司区にある新小文字病院では、1日までに医師や入院患者など合わせて18人の感染が確認され、市は院内感染によって「クラスター」と呼ばれる感染者の集団が発生したとみて検査を進めています。

2日は、医療スタッフ合わせて30人を検査した結果、20代と30代の女性2人の感染が新たに確認されました。

市は残る医療スタッフおよそ600人と183人の患者について、検査を急ぐことにしています。

また、31日、感染が確認された小倉南区に住む30代の男性が受診していた市内の医療機関の医療スタッフ13人全員を検査したところ、60代の男性1人と40代から50代の女性3人の合わせて4人の感染が確認されました。

この医療機関の関係者合わせて5人で感染が確認されたことになりますが、市は感染の広がりは考えにくく「クラスター」となる可能性は低いとしています。

このほか、31日、感染が確認された、九州共立大学に入学予定の男性の濃厚接触者である10代の男性の感染も確認され、市内で感染が確認された人は合わせて42人となりました。

福岡県内での感染確認は100人になりました。