プロ野球シーズン開幕 24日からさらに延期へ 新型コロナ影響

プロ野球シーズン開幕 24日からさらに延期へ 新型コロナ影響
プロ野球は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期しているシーズン開幕について3日に12球団の代表者が集まって協議しますが、目標としてきた今月24日の開幕がさらに延期される見通しとなりました。
プロ野球のシーズン開幕は新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、当初、予定していた先月20日から1か月以上延期し、今月24日を目指すことになっていました。

しかし、東京都で感染者が急増しているほか、プロ野球でも阪神の3人の選手が感染するなど状況は悪化しています。

こうした中、セ・リーグ6球団の幹部は2日夜、都内で会合を開き、開幕時期などについて話し合いました。関係者によりますと、出席者からは「今月24日の開幕は難しい」とする意見が相次ぎ、24日の開幕を目指すべきだという意見は出なかったということです。

そのうえで来月の開幕を想定して試合日程を協議したほか、開幕日によってはレギュラーシーズンの143試合すべてを行えなくなることも確認したということです。

パ・リーグは先月31日に各球団の社長がオンライン会議を行い、今月24日の開幕は難しいという方針ですでに一致しています。

プロ野球の12球団は3日午前中に、Jリーグとの対策連絡会議で感染症の専門家から意見を聞いたうえで、午後から代表者による会議を開き、開幕時期を協議しますが、今月24日の開幕は再び延期されることが確実となりました。