うつりません!「ぜんそく」「花粉症」バッジが人気 川崎

うつりません!「ぜんそく」「花粉症」バッジが人気 川崎
新型コロナウイルスの感染が広がる中、まわりの人のせきやくしゃみに敏感になる人が増えています。こうした中、ぜんそくや花粉症などに悩む人たちのために、川崎市の雑貨店がつくったバッジが話題を集め、店側もその反響に驚いています。
川崎市で雑貨店を経営する牧野美和さんが制作したバッジは、動物や子どものイラストとともに『ぜんそくです』とか『花粉症です』といった文字がプリントされています。

牧野さん自身がぜんそくでせきが止まらなかった時に心苦しく感じたことや、同じような体験をした友人からの相談もあって、バッジを作ろうと考えたということです。

2月上旬に店頭やインターネットなどで販売を始めたところ、SNSを中心に話題となり、多い時には1日におよそ1000件の注文が入ったということです。

牧野さんは「ぜんそくや花粉症に悩んでいる方のためにつくったので、これほど多くの人がバッジを必要としているのだとびっくりしています」と話しています。

新型コロナウイルスは症状がない人から感染するおそれもあり、自分も感染しているかもしれないと考える必要があります。

このため、牧野さんは、バッジを買うために外出することは控えてほしいと呼びかけていて、「バッジをつけてもせきエチケットを守るなど対策をとってほしいが、少しでも困っている人の助けになれば」と話していました。