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世界各地で外出の制限が行われている中、感染の拡大が続くアメリカ、ニューヨークでは、地域の人たちを励まそうと、子どもたちが描いた虹の絵が住宅街の窓に飾られ始めました。

これは、新型コロナウイルスの感染対策で外出が制限されているイギリスで厳しい環境の中で出勤する医療従事者や地域の人たちを励ましたいと、子どもが虹の絵を描いて道路側の窓に貼り出したことがソーシャルメディアを通じて世界中に広がっているものです。

このうち国別の感染者数が最も多いアメリカ・ニューヨークでは、ブルックリン区の住宅街の通りに面した住宅の窓や店舗のショーウインドーなど至る所に、子どもたちが描いた色鮮やかな虹の絵が飾られ始めました。

絵の中には「外出には気をつけて」といった家にとどまる大切さを伝えるメッセージや「つらいことは我慢するのではなく、苦しい中にも喜びを見つけて楽しんだほうがいい」といった前向きなことばも一緒に添えられています。

近所に住む配送業の男性は「虹の絵は、先が見通せない状況の中ですばらしいシンボルです。できるだけ早くこの状況が収束していってほしいです」と話していました。