欧州株 大幅値下がり 感染拡大の深刻化懸念

欧州株 大幅値下がり 感染拡大の深刻化懸念
1日のヨーロッパの株式市場は新型コロナウイルスの感染拡大による影響が一段と深刻になることへの懸念が強まり、株価は大幅に値下がりしました。
1日のヨーロッパの株式市場はアメリカのトランプ大統領が新型コロナウイルスの感染拡大について「非常に厳しい2週間になる」と発言したことなどを受け、経済活動への影響がさらに深刻になるという懸念が強まりました。

この結果、主な市場の株価指数の終値は前日と比べて、▼パリ市場でおよそ4.3%、▼ドイツのフランクフルト市場でおよそ3.9%、▼ロンドン市場でおよそ3.8%、値下がりしました。

市場関係者は「ヨーロッパやアメリカを中心にウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことから、投資家の間ではリスクを避けようという動きが再び強まっている」と話しています。