日本メーカー 欧米の工場で消毒液製造 現地医療機関に提供へ

日本メーカー 欧米の工場で消毒液製造 現地医療機関に提供へ
新型コロナウイルスの感染拡大でアメリカやヨーロッパなどで消毒液が不足していることから日本の大手化粧品メーカーと飲料メーカーが現地にある工場で消毒液を製造し、医療機関などに提供することになりました。
このうち、化粧品大手の資生堂は地元の政府からの要請を受けて先月27日からフランスの工場で消毒液の製造をはじめ、1週間に2万本のペースで製造しています。

また、アメリカの工場でも今月6日から製造を始めるということで、製造した消毒液は現地の医療機関に無償で提供するということです。

また大手飲料メーカーのサントリーは、アメリカのケンタッキー州にあるウイスキー工場で地元政府などからの要請を受けて今週にも消毒液の製造を始め、現地の医療機関などに提供するということです。
両社とも今のところ、国内での消毒液の製造は予定していないとしています。