福岡県で新たに27人感染確認 不要不急の外出自粛を

福岡県で新たに27人感染確認 不要不急の外出自粛を
福岡県内で1日、新たに27人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県内で感染が確認された人は73人になりました。感染確認が急増していることを受けて、福岡県の小川知事は県民に対し、今後3週間、週末の土曜日と日曜日は不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。
福岡県内で1日新たに感染が確認されたのは、北九州市で21人、福岡市で5人、久留米市で1人の27人で、県内で1日までに感染が確認された人は73人になりました。

感染確認の急増を受けて、福岡県の小川知事は1日夕方、臨時の記者会見を開きました。

この中で小川知事は「先週後半以降、感染が確認された人が増え、感染経路が不明な人が全体の6割を超えている。また、県内の4つの地域すべてで感染が確認されている。今後さらに増加することも考えられ、感染拡大を防ぐ重要な時期になっている」と述べ、いずれも土曜日と日曜日にあたる、今月4日と5日、11日と12日、18日と19日は、不要不急の外出を自粛するよう呼びかけました。

さらに、首都圏や関西など感染が拡大している地域への不要不急の往来は控えることや、ふだんから人混みは避けることも呼びかけました。

また、福岡県は、今後も感染者の増加が見込まれるとして、感染症指定医療機関と、ほかの感染症での協力医療機関の合わせて88の医療機関と連携し病床の確保を急いでいます。