SUBARUも…自動車の国内生産停止8社に 新型コロナ影響

SUBARUも…自動車の国内生産停止8社に 新型コロナ影響
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自動車メーカーのSUBARUは、新型コロナウイルスの感染拡大で部品の調達が難しくなっていることなどから、群馬県の工場の操業を今月11日から一時的に停止することを明らかにしました。これによって、自動車メーカー8社すべてが国内の一部、またはすべての工場を停止することになります。
発表によりますと、SUBARUは群馬県太田市にある群馬製作所の操業を、今月11日から来月1日まで停止します。

この工場は生産した車のおよそ8割をアメリカなどに輸出していますが、部品の調達が難しくなっていることや世界的に車の需要が落ち込んでいることから、一時停止を決めました。

また、すでに生産を止めているアメリカの工場についても停止期間を今月17日まで延長し、SUBARUは国内と海外のすべての生産拠点で操業を一時停止することになります。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、すでにトヨタ自動車や日産自動車なども相次いで国内の一部の工場で一時停止を決めています。

今回のSUBARUの決定で、自動車メーカー8社すべてが国内生産の一部、またはすべてを一時的に止めることになり、国内外で影響が拡大しています。

三菱ふそうトラック・バス 生産一時停止へ

三菱ふそうトラック・バスは、川崎市にある工場でトラックの生産を今月20日から来月1日まで一時停止することを決めました。

新型コロナウイルスの感染拡大で部品の調達が難しくなっているためです。

また、富山市にあるバスを生産する工場でも受注が減っていることから、今月と来月の数日間、生産を一時停止することにしています。