サッカーJ2 ザスパクサツ群馬の選手が新型コロナに感染

サッカーJ2 ザスパクサツ群馬の選手が新型コロナに感染
サッカーJ2ザスパクサツ群馬のディフェンダー、船津徹也選手が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
これは1日、前橋市とクラブの運営会社が前橋市役所で記者会見を開いて発表しました。

それによりますと、船津選手は先月26日に発熱とけん怠感の症状が出たため、翌27日からトレーニングを休みました。28日にチームドクターが勤務する群馬県内の病院を受診し、その後もけん怠感などの症状が残っていたことから検査を受けた結果、31日感染が確認されました。

船津選手の容体は安定しているということです。また、今のところ発熱などの症状を訴える選手やスタッフはいないということです。

クラブはトレーニングで使用した施設を消毒するとともに、1日から当面の間、チームの活動を休止し、自宅待機の措置を取りました。

船津選手は、症状が出る前の先月22日から24日まで都内で練習試合に参加するなどしていたということで、前橋市とクラブは感染経路や濃厚接触者などの調査を進めています。

クラブの運営会社の奈良知彦社長は「非常にストイックで、自己管理を注意している選手なので感染の怖さを改めて感じた。選手やチームの内外を問わず注意してほしい」と話していました。

群馬県内で感染が明らかになった人は、これで20人となり、このうち1人が死亡しています。