プロ野球 パリーグ6球団 「4月24日の開幕は難しい」

プロ野球 パリーグ6球団 「4月24日の開幕は難しい」
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、プロ野球、パ・リーグの6球団の社長がオンラインで会議を行い、4月24日のシーズン開幕は難しいとする方針で一致しました。
新型コロナウイルスの感染者が東京都で増え続け、プロ野球でも阪神の3人の選手が感染するなどした影響で12球団の中には練習を中止したり、全体練習を自主練習に切り替えたりするなど影響が出ています。

プロ野球のシーズン開幕は現時点では当初の予定より1か月以上、延期し、4月24日の開幕を目指すとしていますが、パ・リーグの6球団の社長が31日、オンラインで会議を行い、4月24日の開幕は難しいとする方針で一致しました。

ソフトバンクの後藤芳光球団社長は、「開幕の時期は見えないし、この環境を重く見ている。チームが活動を休止したり、12球団の公平性も確保できていない」としています。また後藤球団社長は「環境が整わないなら143試合できないとしても新たな開幕のタイミングを見ていきたい」と開幕延期が長引いた場合はレギュラーシーズンを全試合行えないこともやむをえないという認識を示しました。

そしてセ・リーグの複数の球団からも「4月24日の開幕は無理だろう」という意見が出ています。

NPB=日本野球機構は5月の大型連休が明けたあとの開幕を想定した試合日程のシミュレーションをすでに行っていて、開幕時期については4月3日の12球団の代表者による会議で話し合われることになっています。