エープリルフール 新型コロナのうそ発信しないで

エープリルフール 新型コロナのうそ発信しないで
4月1日は「エープリルフール」です。
ふだんは趣向を凝らした多くの“ウソ”が見られる1日ですが、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることを踏まえて、インターネット上では新型コロナウイルスに関連するウソを発信しないよう呼びかける動きが広まっています。
このうち、山形県の公式ツイッターは31日午前「その“嘘”、大丈夫ですか?」と題したツイートを投稿しました。

この中では「現在、新型コロナによって日本を含め世界に混乱が広がっている状況です。たった1つの些細な嘘が、多くの人を悲しませてしまうかもしれません。今年はよく考えて情報を発信しましょう」と呼びかけています。

呼びかけを行った理由について県広報広聴推進課は、トイレットペーパーの品不足をめぐるものなど、不正確な情報で県民生活に影響があったことが背景にあるとしたうえで、「悪意がなかったとしても、間違った情報がいろんな人を困らせたり悲しませたりすることにもなりかねないと考えています」と話していました。
このほかにも、作家の乙武洋匡さんが「何が正しい情報なのかを見極めることが難しい現状において、人々をより不安にさせるような嘘をつくのは愉快犯だと思う」とか、ゴールデンボンバーの歌広場淳さんが「ウイルス関連のデマを流したり混乱をきたすような嘘をツイートする人が現れませんように」と投稿するなど、新型コロナウイルスに関連するウソを控えるよう呼びかける動きが広がっています。