高知 宿毛警察署 職員の感染確認で署内への立ち入り規制

高知 宿毛警察署 職員の感染確認で署内への立ち入り規制
高知県宿毛市の宿毛警察署に勤務する40代の男性警察官が、新型コロナウイルスに感染していることが確認され、県警察本部は警察署内への来庁者の立ち入りを規制するとともに、通常の窓口業務を外のテントなどで行う異例の措置を取りました。
高知県と高知県警察本部によりますと、宿毛警察署の刑事生活安全課の40代の男性警察官が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたということです。

警察官は、30日にPCR検査を受け、陽性反応が出たということです。

宿毛警察署は、高知県西部の宿毛市のほか、大月町と三原村の3市町村を管轄し、およそ30人の警察官と職員が勤務していますが、署員の感染を受けて、署長や課長など幹部数人を除き、自宅で待機しているということです。

宿毛警察署に勾留されている容疑者は、いないということです。

落とし物や交通事故の届け出、それに運転免許証の更新手続きなどの通常の窓口業務については、近くの警察署や警察本部から派遣された警察官が、建物の外のテントなどで行う異例の措置を取りました。

県警察本部は建物の換気や消毒などを行い、1日の朝には、立ち入りの規制を解除する方針です。