東京オリンピック 日程決まり世界選手権の日程見直しへ

東京オリンピック 日程決まり世界選手権の日程見直しへ
1年程度延期されることになっていた東京オリンピックの開幕が来年7月に決まったことを受けて、国際水泳連盟などの国際競技団体で、オリンピックとスケジュールの重なる来年の世界選手権の日程の見直しを進める動きが相次いでいます。
東京オリンピックは30日、来年の7月23日に開幕し、17日間の日程で行われることが決まりました。

このため、来年の開催が予定されていた各競技の国際大会とどうスケジュールを調整するか、課題になっていますが、国際水泳連盟は、来年7月16日から福岡市で開催する予定だった世界選手権について日程の見直しを始めたことを明らかにしました。

国際水泳連盟は「主催者や関係者と相談しながら最も適切な解決策を決定していく」とコメントしています。

世界バドミントン連盟もスペインで来年予定されている世界選手権について「例年8月に開催される日程を変更する必要があることを認識している」と声明を出しました。

陸上の国際競技団体 世界陸連も「東京オリンピックの新しい日程を支えたい」として、来年8月6日にアメリカで開幕する予定だった世界選手権を1年遅らせて2022年に延期する方針を明らかにし、各国際競技団体でオリンピックとスケジュールの重なる国際大会について日程の見直しを進める動きが相次いでいます。