給与7割減額申し出へ メッシ選手ら スペイン バルセロナ

給与7割減額申し出へ メッシ選手ら スペイン バルセロナ
新型コロナウイルスの感染拡大でスポーツ業界への影響も懸念される中、スペインのサッカー1部リーグ、バルセロナのメッシ選手は、選手たちが給与の7割の減額などをクラブに申し出る意向を明らかにしました。
スペインでは感染者が8万人、死者が7000人を超え、非常事態宣言のもとで外出が大きく制限され、サッカーなどのスポーツイベントも中止されています。

サッカー1部リーグのバルセロナに所属するメッシ選手は30日、インスタグラムを更新し、「私たちは今の異常な事態を理解しており、給与の減額を申し出たい。要請を受けたら常に先頭に立ってクラブを助けたい」として、トップチームの選手が給与の7割の減額をクラブに申し出る意向を明らかにしました。

さらに「減額とは別に、クラブの従業員が給与を全額受け取れるように寄付をする」とも投稿し、給与の未払いが懸念される従業員を支援する考えを示しました。

メッシ選手は、アメリカメディアが発表したスポーツ選手の長者番付で去年、世界1位になっていて、給与とスポンサー料で合わせて1億2700万ドル(137億円)の収入を得ています。

メッシ選手の投稿には「いいね」が200万以上ついていて、支持する声が広がっています。