接待伴う飲食店などで感染か 当面行かないよう都が呼びかけ

接待伴う飲食店などで感染か 当面行かないよう都が呼びかけ
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東京都が確認した新型コロナウイルスの感染経路が分かっていない人のうち38人が、夜間から早朝にかけて営業するバーやナイトクラブなど、接待を伴う飲食店の場での感染が疑われる客や従業員で、年齢も20代から70代と幅広いことがわかりました。都は、密閉した空間に人が密集するなど感染のリスクが高まる条件がそろう場所に行くことは、当面自粛するよう呼びかけています。
30日夜、小池知事が緊急の記者会見を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、カラオケやライブハウスのほか、バーやナイトクラブといった接待を伴う飲食店などに行くことは当面自粛するよう呼びかけました。

会見では、都が確認した感染経路が分かっていない人のうち38人が、夜間から早朝にかけて営業するバーやナイトクラブなど接待を伴う飲食店の場での感染が疑われていることが明らかにされました。

38人の中には客だけでなく従業員もいて、年齢も20代から70代と幅広く、特に今月中旬以降、ほとんどの日で確認されています。

こうした場所について小池知事は、密閉した空間で人が密集するなど感染のリスクが高いと言われるいわゆる3つの条件が重なるとして懸念を示し、都は、
▽特に若者はカラオケやライブハウスに、
▽中高年はバーやナイトクラブなど接待を伴う飲食店に、行くことは当面自粛するよう呼びかけています。