阪神 活動停止を1週間ほど延長へ 選手の知人に感染拡大で

阪神 活動停止を1週間ほど延長へ 選手の知人に感染拡大で
プロ野球 阪神は、藤浪晋太郎投手など3人の選手が新型コロナウイルスに感染し、会食に同席していた知り合いにも感染が広がっていることを受け、当初、来月1日までとしていた活動停止の期間を、さらに1週間程度延長することになりました。
阪神は、今月26日に藤浪投手など3人の選手が新型コロナウイルスに感染したことが確認されたあと、感染の拡大を防ぐため、選手や球団職員などチーム関係者に対し来月1日まで原則として外出を禁止し活動を停止するよう指示していました。

30日、球団事務所で緊急の役員会が開かれたあと谷本修球団本部長が報道陣の取材に応じ、活動を停止する期間の延長を決めたと発表しました。

延長する期間について谷本球団本部長は「さらに1週間程度」としています。

谷本球団本部長は保健所の指導を受けたうえでの判断だとし、「元気な選手には申し訳ないが、チーム全体を考えると、新たな感染を防ぐためこうした判断に至らざるをえなかった」と述べました。

阪神の3選手が感染した経緯はまだ分かっていませんが、今月14日、この3人を含む阪神の選手7人と、チーム関係者ではない知り合いの合わせて少なくとも12人以上が知り合いの自宅に集まって食事をし、会食に参加していた大阪や兵庫の女性3人のほか選手の家族の感染も明らかになっています。