来年のプロ野球 厳しい日程に 東京五輪やWBCで

来年のプロ野球 厳しい日程に 東京五輪やWBCで
東京オリンピックの開幕は来年の7月23日で決定しましたが、野球は来年、大きな国際大会が相次いで開催されることになり、プロ野球の日程編成は厳しくなることが見込まれます。
野球では来年3月9日から23日まで5回目となるWBC=ワールド・ベースボール・クラシックが開催される予定で、その4か月後に東京オリンピックが開幕することになります。

WBCが予定どおり開催されれば、プロ野球のシーズン開幕をことしの当初の日程のように早められないうえ、オリンピックの開催にあわせて公式戦を中断すれば、日程の編成がさらに厳しくなります。

来年のオリンピックの開催期間に公式戦を中断するかどうかについて、NPB=日本野球機構の井原敦事務局長は、オーナー会議に判断を諮る方針を示したうえで、「こういう事態になっていろいろな状況が変わってきている。来年をどうするかというのはまた新たに判断をあおぐことになる」と説明しました。

また日本代表の稲葉篤紀監督については侍ジャパン強化委員会がすでに来年のオリンピックまでの契約延長を要請していて、今後、正式な手続きを進めることにしています。