新型コロナウイルスの感染拡大を受けてプロ野球のソフトバンクは、30日からチームの活動を一時休止し、選手や指導者などに不要不急の外出を禁止するよう指示しました。

ソフトバンクは、シーズンの開幕が延期されたことを受けて、１軍は本拠地のＰａｙＰａｙドームで、２軍やリハビリ組の選手は福岡県筑後市にあるファーム施設で調整を続けてきました。

しかし先週から、連日のように福岡県内で新型コロナウイルスの感染者が確認され、28日には県知事が不要不急の外出の自粛を呼びかけたことなどからチームの活動を一時休止することになりました。

球団によりますと、活動の再開時期は未定で、来月３日まではＰａｙＰａｙドームやファーム施設での選手の自主練習も休止するということです。

また１軍から３軍、リハビリ組の監督とコーチ、それに選手、スタッフなどには、休止期間中の不要不急の外出を禁止するよう指示を出したということです。

プロ野球では、阪神とロッテ、楽天が、すでにチーム活動の一時休止を決めています。