ドイツ 州財務相が死亡 新型コロナへの対応を苦に自殺か

ドイツ 州財務相が死亡 新型コロナへの対応を苦に自殺か
ドイツ中部ヘッセン州のシェーファー財務相(54)が28日、州内の高速鉄道の線路の近くで遺体で見つかり、新型コロナウイルスへの対応を苦にした自殺とみられています。
ヘッセン州のブフィエ首相は29日、新型コロナウイルスの感染が拡大する中、シェーファー氏が財政支援をめぐる対応にあたっていたとしたうえで「人々の大きな期待にこたえられるかどうか、大きな悩みを抱え絶望していた」と述べました。

地元の警察は、自殺とみて調べています。

シェーファー氏は、メルケル首相の与党「キリスト教民主同盟」に所属し、ブフィエ氏の後継者としても有力視されていました。