JR山手線など 週末の利用者約70%減 外出自粛呼びかけで

JR山手線など 週末の利用者約70%減 外出自粛呼びかけで
東京都などが外出自粛を呼びかけた週末、JRの利用状況は山手線などで去年の同じ時期と比べおよそ70%減っていたことが分かりました。
JR東日本によりますと、東京都などが外出自粛を呼びかけた29日までの2日間の利用状況は、東北、北陸、上越の3つの新幹線でいずれも去年の同じ時期と比べおよそ70%減りました。

また山手線の利用状況も去年の同じ時期と比べ、およそ70%減ったといういうことです。

一方、駅別では、28日の利用者は去年の同じ時期と比べ東京駅と上野駅で82%、新宿駅で76%、渋谷駅で74%いずれも減少したということです。

JR東日本によりますと、新型コロナウイルスの影響で新幹線、在来線ともに去年と比べて利用が落ち込んでいましたが、この週末はこれまでで最も減少したということです。

東京メトロは週末利用者7~8割減

週末、東京メトロを利用した人は、去年の同じ時期と比べ70%から80%減っていたことが分かりました。

東京メトロによりますと、銀座線や丸ノ内線など全9路線、合わせて179駅の利用者は、去年の同じ時期と比べて、土曜日がおよそ70%、日曜日がおよそ80%、それぞれ減少していたということです。

また新型コロナウイルスの影響で、乗客が減っていた2週間前の今月14日と15日の土日と比べても、この週末は土曜日でおよそ50%、日曜日でおよそ60%それぞれ減少し、より一層、少なくなっていたことがわかりました。