小池都知事 感染経路把握できない人を調査 分析し対策へ

小池都知事 感染経路把握できない人を調査 分析し対策へ
東京都が29日、これまでで最も多い68人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表したことについて、小池知事は、感染経路が把握できていない人たちの調査を進めるとともに、専門家と現状を分析して対策を練り、改めて都民に協力を呼びかける考えを示しました。
東京都の小池知事は30日午後、都庁で記者団の取材に応じ、都が不要不急の外出を控えるよう呼びかけた、この週末について、「皆さんの協力を得てかなりの部分の外出をお控えいただいた。年度末だが平日も引き続き気を引き締めながら協力していただくようより強くお願い申し上げる」と述べました。

そして、都がきのうこれまでで最も多い68人の感染を確認したと発表したことについて、「院内感染が疑われている病院の関係がかなり多い部分もあるが、感染経路のわからない方々をより詳細に調べていく必要がある」と述べました。

そのうえで、小池知事は「『夜の外出をお控えください』と先週からも申し上げている。きょう厚生労働省のクラスター対策班の方々にもお越しいただいて、分析がどうなっているのかうかがいながら対策をさらに練っていきたい」と述べ、感染が拡大している都内の現状について感染症の専門家と現状を分析して対策を練り、改めて都民に協力を呼びかける考えを示しました。