ホテルの客室でテレワークを 新プランで客の呼び込み 大津

ホテルの客室でテレワークを 新プランで客の呼び込み 大津
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で売り上げが落ち込んでいる大津市のホテルでは、日中の時間帯に客室をテレワークで利用してもらう新たなプランで客の呼び込みを図っています。
JR大津駅前にある「ホテルテトラ大津・京都」は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、売り上げが去年の同じ時期に比べおよそ3分の1に落ち込んでいます。

こうした中、ホテルでは、自宅などで勤務するテレワークの広がりに注目し、日中の時間帯に空いている客室をテレワークで利用してもらう新たなプランを今月から設けました。

料金は朝9時から夕方5時までの最大8時間で3000円で、ベッドとユニットバスを使わなかった場合は、それぞれ500円返金されるということです。

ホテルは、当初は31日までの予定だったプランを来月下旬まで延長することにしたということで、営業を担当する田中真琴さんは「地元の企業などから好評で、厳しい状況でも新しい取り組みで頑張りたい」と話していました。

滋賀県の旅館やホテルで作る組合によりますと、県内のほかのホテルでもテレワーク利用のプランを始めているということです。