南米ペルーで足止めされた日本人観光客 約半数が出国 官房長官

南米ペルーで足止めされた日本人観光客 約半数が出国 官房長官
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、南米のペルーで日本人観光客ら、およそ260人が足止めされていた問題で、菅官房長官は、これまでにおよそ半数の人がチャーター機などで出国したことを明らかにしました。
南米ペルーでは今月15日以降、国際便の運航が停止され、現地で観光するなどしていた、およそ260人の日本人が出国できずに足止めされていましたが、一部の人たちは、台湾の観光客のために台湾側が手配したチャーター機に同乗して出国しました。

これについて菅官房長官は午前の記者会見で「現地の大使館によると、ペルー国内に滞在する邦人およそ260人のうち、現地時間の28日に29人が、台湾の現地事務所が手配するチャーター機で出国し、アメリカのマイアミに到着した。台湾側には深い謝意の念を伝えている」と述べました。

また菅官房長官は別の104人の日本人も、民間の旅行会社が手配したチャーター機で、現地時間の29日にペルーを出国し、メキシコに到着したことを明らかにしました。