京都産業大学の学生 新たに1人感染確認 ゼミ送別会に参加

京都産業大学の学生 新たに1人感染確認 ゼミ送別会に参加
新型コロナウイルスへの8人の学生の感染が確認されている京都産業大学で、新たに和歌山県内に自宅がある20代の男子学生も感染していることが確認されました。男子学生は、複数の感染者が確認されている大学のゼミの送別会に参加していたということです。
和歌山県によりますと、新たに感染が確認されたのは京都市にある京都産業大学に通い、和歌山県内に自宅がある20代の男子学生です。

男子学生は今月、京都産業大学を卒業しましたが、今月21日、これまでに複数の感染者が確認されている大学のゼミの送別会に参加していたということです。

男子学生は25日になって発熱などの症状を訴え、県内の自宅に戻りましたが、京都市から連絡を受けた県がウイルス検査を行い、陽性が確認されたということです。

男子学生は4月から県内の学校で教員として勤務する予定で、先週に勤務予定の学校を訪れたほか、田辺市で行われた教員関係のセミナーにも参加していたということです。

県では、学生と接触があった人のウイルス検査や健康状態の観察を進めることにしています。

和歌山県内で、新型コロナウイルスへの感染が確認されたのは亡くなった1人を含めてこれで18人となりました。