ミャンマー「国際旅客便 すべて着陸許可せず」 きょう深夜から

ミャンマー「国際旅客便 すべて着陸許可せず」 きょう深夜から
ミャンマー政府は新型コロナウイルスの感染の広がりを防ぐため30日の深夜から商用の国際旅客便はすべて着陸を許可しないと発表しました。
期間は現地時間の30日午後11時59分から、来月13日午後11時59分までの2週間となっています。貨物便や救援活動のための航空機など当局の許可を受けた便はこの措置の対象外になるということです。

ミャンマー国内では29日までに10人の感染が確認されていますが、このうち8人は海外からの帰国者や渡航者です。

ミャンマーは民主化の進展に伴って日本企業の進出が増え、外務省の統計によりますと在留邦人は去年10月の時点で3000人を超えています。

今回の措置によって多くの日本人が入国も、出国もできなくなることから、現地の日本大使館ではミャンマー国内にいる日本人の所在や帰国の意向などの確認を進めるとともに、最大都市ヤンゴンと東京を結ぶ直行便を、31日以降も可能な限り運航できるよう関係機関と調整を続けています。