東京五輪・パラ「大会日程 来週中に結論」組織委 森会長

東京五輪・パラ「大会日程 来週中に結論」組織委 森会長
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で大会が1年程度延期された東京オリンピック・パラリンピックについて、大会組織委員会の森会長は、28日民放の番組で、大会の日程について、来週中には何らかの結論を出したいという考えを示しました。
東京オリンピック・パラリンピックは、今月24日、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて1年程度延期されることが決まり、組織委員会は来年夏までの実施に向けて日程の確定や会場の確保を最優先に作業を進めています。

こうした中、組織委員会の森会長は28日、民放の番組で、大会の日程について「できるだけ準備期間は長くおいたほうがいい。夏ということだから、6月から9月の間と考えてよいのではないか」と述べました。
そのうえで「来週中には何らかの結論を出したいと思っている」と述べ、できるだけ早く日程の判断を行いたい考えを示しました。

大会日程をめぐっては、IOC=国際オリンピック委員会のバッハ会長が26日に「今後3週間以内に具体的な日程を決めたい」との見解を示していて、国際競技団体からは、暑さを考慮した春の開催や台風の影響をさける夏の早い時期の開催といった意見なども出されています。