海外からの帰国者輸送などの部隊 河野防衛相が激励

海外からの帰国者輸送などの部隊 河野防衛相が激励
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新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、河野防衛大臣は、さいたま市の陸上自衛隊の駐屯地を訪れ、海外から帰国した人の輸送などを行う部隊を激励しました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、河野防衛大臣は、28日朝、水際対策を強化するため、自衛隊に災害派遣命令を出しました。

このあと、さいたま市の陸上自衛隊の駐屯地を訪れ、派遣される部隊を視察しました。

この部隊は、海外からの帰国者や入国者をウイルス検査の結果が出るまで待機する施設に輸送したり、施設での生活を支援したりすることになっています。

河野大臣は「感染拡大を食い止められるかどうか今その瀬戸際だ。自衛隊の中から感染者を出さないよう任務を貫徹してほしい」と激励しました。

また、クルーズ船で医療支援に当たった部隊も視察し、検査装置を積んだ特殊な車両に乗り込み、説明を受けていました。

視察のあと、河野大臣は「今はホテルやバスの稼働率が下がっている。自衛隊が行う輸送や生活支援も防護の方法などを指導すれば民間でもやってもらえると思うので、積極的にやっていただきたい」と協力を要請しました。