群馬 館林の病院 20代女性看護師の感染確認 院内感染か

群馬 館林の病院 20代女性看護師の感染確認 院内感染か
群馬県は新たに館林市の病院に勤務する20代の女性看護師が、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと発表しました。この病院では、すでに医師や別の看護師も感染が確認されていて、県は院内感染の可能性が高いとみて、引き続き病院の職員全員の検査を進めることにしています。
群馬県によりますと、新たに感染が確認されたのは、栃木県内に住む20代の女性看護師です。

この看護師は、すでに医師や別の看護師の感染が確認されている館林市にある「公立館林厚生病院」に勤務していて、病院が民間の検査機関に依頼して検査した結果、28日陽性と確認されたということです。

この看護師は今月14日に、防護服を着て新型コロナウイルスに感染した患者の看護をしたあと、8日後の22日に37度6分の熱が出ましたが、その後、熱が下がったため、26日までマスクをして勤務を続けていたということです。

看護師は現在も症状がなく、自宅で健康観察を続けていて、今後、入院する必要があるかどうか、県が検討しているということです。

県は院内感染の可能性が高いとみて、引き続き、病院の職員全員の検査に加え、感染経路と濃厚接触者の調査を進めることにしています。

群馬県内で感染が明らかになった人は、これで15人となり、このうち1人が死亡しています。