エッフェル塔 医師などに「ありがとう」とメッセージ パリ

エッフェル塔 医師などに「ありがとう」とメッセージ パリ
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新型コロナウイルスの感染が広がるフランスの首都パリでは、街の象徴のエッフェル塔に、医師や看護師などに向けて「ありがとう」というメッセージが映し出され、厳しい状況の中で日夜、懸命の対応にあたっている医療従事者に励ましの気持ちを伝えようという動きが広がっています。
パリを象徴する観光名所のエッフェル塔では、27日の午後8時から正時に合わせて光り輝くイルミネーションとともに「MERCI」(めるしー)、日本語で「ありがとう」というメッセージが映し出されました。

このメッセージについて、パリ市は、新型コロナウイルスの感染者が急増する中、病院で対応にあたる医師や看護師や、外出制限の中で働く食料品店の店員、それに公共交通機関の職員などに感謝の気持ちをあらわすためだとしています。

近くを訪れた20代の女性は「エッフェル塔は、困難な時には、いつもフランスと共にありました。エッフェル塔が医療従事者の貢献をたたえるのはとても意味があると思います」と話していました。

エッフェル塔には、「ありがとう」のことばが表示されたおよそ30分後には、「自宅にとどまりましょう」というメッセージもフランス語と英語で表示され、感染の拡大を食い止めるため、外出制限に協力するよう、市民に呼びかけました。

メッセージは、当分の間、毎晩、表示されるということです。

フランスでは、新型コロナウイルスの感染者が3万人を超え、一部の地域では、軍が出動して、テントの病院を設けるなど、国を挙げた対策が続いていて、日夜、懸命の対応にあたっている医療従事者に励ましの気持ちを伝えようという動きが広がっています。