外出制限のマレーシア ジョギング続けた日本人など11人逮捕

外出制限のマレーシア ジョギング続けた日本人など11人逮捕
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、外出が制限されているマレーシアで、警察の制止を無視してジョギングを続けたとして、日本人4人を含む11人が現地の警察に逮捕されました。11人はいずれもすでに釈放されていますが、有罪だと判断されれば罰金や禁錮刑が科されるということです。
マレーシアの警察によりますと、首都クアラルンプールで27日朝、屋外でジョギングをしていた日本人4人とマレーシア人や韓国人、それにイギリス人など男性11人が、警戒中の警察官から自宅に戻るよう警告されたにもかかわらず従わなかったとして、伝染病の感染拡大を防ぐための条例違反の疑いで逮捕されました。

11人は、いずれもその日のうちに釈放されましたが、裁判所が有罪だと判断した場合、日本円にしておよそ2万5000円の罰金か6か月以内の禁錮刑、またはその両方が科されるということです。

マレーシアでは今月18日から、すべての外国人の入国とマレーシア人の出国を禁止したり、必要最低限の業種以外の企業を強制的に休業させたりする「活動制限令」が出されていて、不要な外出を控えるよう政府が強く呼びかけています。