大分 新たに2人の感染確認 県内計27人に 新型コロナウイルス

大分 新たに2人の感染確認 県内計27人に 新型コロナウイルス
大分県は27日夜、別府市に住む無職の10代の女性と大分市に住む自営業の40代の男性の合わせて2人が新型コロナウイルスに感染していることが新たに確認されたと発表しました。大分県内で感染が確認されたのは27人となりました。
大分県によりますと、このうち10代の女性は今月25日にアメリカから帰国し、頭痛や味覚障害などの症状が1週間ほど続いていたため、27日、ウイルス検査を受けたところ感染していたことがわかったということです。

女性は帰国の際、航空機を乗り継いで大分空港に到着したあと27日、自家用車で家族とともに自宅に戻ってからは27日まで外出はしていないということです。

また40代の男性は今月14日にフィリピンから帰国したあと、けん怠感やせきなどの症状が出て、医療機関を受診したということです。

その後、頭痛や味覚障害の症状も出始めたため27日、検査を受けたところ陽性だったということです。

男性は26日まで仕事をしていたということですが、不特定多数の人と接する職業ではないということです。

いずれも感染が相次いで確認された大分市内の医療機関の関係者ではないということで、大分県はそれぞれの家族についてウイルス検査や健康観察を行う方針です。

大分県内で感染が確認されたのは27人となりました。