新型コロナ 60代女性の感染確認 県内計16人 岐阜 可児

新型コロナ 60代女性の感染確認 県内計16人 岐阜 可児
新型コロナウイルスの感染の確認が続く岐阜県可児市で27日新たに60代の女性の感染が確認され、岐阜県内の感染確認は16人となりました。可児市やその周辺では合唱団のメンバーやスポーツジムの利用者の間で県外も含めて11人の感染が確認され、古田知事はクラスターが発生しているとして対策の徹底を呼びかけました。
岐阜県庁では、27日午後4時半から先に成立した特別措置法に基づく岐阜県の対策本部の第1回目の会合が古田知事も出席して開かれました。

会議では、岐阜県内の感染状況について説明があり、27日新たに可児市に住む60代の女性の感染が確認されたと報告されました。

岐阜県内の感染の確認は16人目です。

岐阜県によりますと、この女性は感染者の確認が続いている可児市内のスポーツジムの利用者だということで、症状は軽いということです。

可児市では、市内の施設で活動する2つの合唱団のメンバーやスポーツジムの利用者の間で感染者が相次ぎ、可児市の8人のほか、岐阜県川辺町や、愛知県も含めて合わせて11人の感染が確認されています。

古田知事は、可児市でクラスターが発生しているとして不要不急の外出の自粛を徹底するなど、これまでの対応をさらに強化するよう指示しました。

古田知事は「クラスターになり得る場所がいろいろあることを認識して密閉した空間を避けるなどの対策を県民みずからが徹底してほしい」と話しています。