新型コロナで内定取り消し スーパーが学生を追加採用へ 岡山

新型コロナで内定取り消し スーパーが学生を追加採用へ 岡山
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、この春卒業の高校生や大学生の内定が取り消されるケースが相次ぐ中、中国・四国地方などでスーパーを展開する「ハローズ」は、こうした学生を対象に追加の採用選考を行うことを決めました。
厚生労働省などによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大の影響でこの春卒業の高校生や大学生の内定が取り消されるケースが出ていて、岡山県によりますと、県内でも数件の内定取り消しがあったということです。

こうした中、岡山県早島町に本部を置き中国・四国地方と兵庫県で合わせて86店舗のスーパーを展開するハローズは、内定を取り消された学生などを対象に、追加の採用選考を行うことを決めました。

この会社では、まだ内定が出ていない人も含め、20人程度を採用する予定で、28日と29日、選考会を行うことにしているほか、学生たちが他の日程を希望する場合は柔軟に対応するとしています。
ハローズの佐藤太志副社長は「新たな店舗の出店などで正社員が不足している。困っている学生の希望とこちらの思いが合致すればいいと思う」と話していました。